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(c)広域連合の構成自治体と設立の契機

大野広域連合における圏域内総人口は1996年現在で55,407人、1990年の約57,900人に比べ、2,500人減少している。世帯数は、17,801(1995年)、面積742.55km2、構成市町村は野津町、三重町、清川村、緒方町、朝知町、大野町、千歳村、犬飼町の6町2村である。これらの構成自治体のかなで、過疎地域指定を受けていないのは三重町だけで、高齢化率も緒方町で34パーセント、中心地である三重町でも34.3パーセントと広域連合全体では、典型的な過疎・高齢化地域である(図2−3、表2−4、参照)。広域連合内の町村では、東部と北部は大分市のベッドタウン化し、西部は広域行政の点で竹田市との関係が深い。

 

表2−4 大野広域連合における構成自治体の基礎的指標

  人口(人) 世帯数 面積(km2) 財政力指数 高齢化率(%)
野津町 10,216 3,215 139.19 0.22 25.4
三重町 18,267 6,624 162.17 0.35 34.3
清川村 2,525 954 47.18 0.11 32.7
緒方町 6,935 2,547 147.96 0.16 34.0
朝知町 3,748 1,286 68.39 0.13 31.5
大野町 6,009 2,018 109.49 0.16 32.2
千歳村 4,847 806 21.43 0.17 25.8
犬飼町 2,760 1,498 46.74 0.18 23.9
55,407 18,948 742.55 0.185(平均) 27.2(平均)

注)人口、世帯数は1995年10月1日、面積は1994年10月1目、財政力指数は1994年度。

また、大野広域連合(広域市町村圏)内の構成自治体が加わっている広域行政組織には、「大野郡清掃組合」(全町村)、「大野郡東部消防組合」(緒方町、朝矢口町−竹田広域消防組合に加入−を除く全町村)、「豊肥地区伝染病隔離病舎組合」(全町村と竹田市、直入郡が加入)がある(図2−3、参照)。

広域連合が大野地区にできることになった直接的な契機は、1993年に県が大野地域を1村1風運動のモデル地域に指定し、県の事業である「風格あるまちづくり共同推進会議」で「1村1風計画」を策定し、広域施設として総合文化ホール(平成10年国民文化祭が大分県で開催される予定でその主要施設となる)の設営が位置づけられたことである。その建設費用には、自治省の地域総合整備事業債を利用したまちづくり事業(ないしふるさとづくり事業)と県の単独事業である過疎地域振興プロジェクト推進事業という2つの事業を組み合わせて当てることにした。

 

 

 

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